HTT取組推進宣言

オンラインポーカー株式会社は、東京都が推進する「HTT(へらす・つくる・ためる)」の理念に賛同し、社員一人ひとりができる環境配慮の取り組みを日々実践しています。

私たちは、大規模な設備投資ではなく、中小企業だからこそ実現できる、無理なく継続できる工夫を大切にしています。エネルギーを「へらす」行動、再生可能エネルギーで「つくる」選択、そしてピーク時間を避けて「ためる」意識——この3つの柱を軸に、業務のなかで地球環境への負荷を最小限に抑えることを目指しています。

また、社員全員が主体的に参加し、「楽しく」「続けられる」エコ活動を通じて、社内外に好循環を生み出していくことを目標としています。

ここでは、私たちが取り組むHTTの具体的な施策をご紹介します。

へらす:業務の見直しと社員の意識で電力消費を最小限に

オンオンラインポーカー株式会社では、オフィスの利用を最小限に抑えたリモートワーク中心の働き方を採用しており、それ自体が大きな省エネにつながっています。ただし、在宅勤務が増えることで、自宅での電力消費が増える傾向もあるため、社員一人ひとりが「電気をへらす」意識を持ち、以下のような取り組みを進めています。

  • パソコンや周辺機器の使用時間を見直し、使わないときはこまめに電源オフやスリープ状態にする
  • 室内の照明を日中は自然光でまかない、不要な照明はつけない
  • 夏・冬のエアコン使用時は、服装で調整しながら無理のない範囲で設定温度を工夫(冷房28℃・暖房20℃を推奨)
  • 社内チャットで「節電リマインダー」を定期的に発信し、こまめな意識付けを行う

加えて、印刷物を出さずにすべてデータで管理する「完全ペーパーレス化」や、移動が発生する対面会議・打ち合わせの原則オンライン化なども継続しています。小さな工夫の積み重ねではありますが、会社全体として日常の電力消費を「へらす」ことを社員全員で意識しています。

つくる:社員の自宅での再エネ活用を後押しする情報共有と支援

「電力をつくる」というと、自社の施設に太陽光パネルを設置したり、発電設備を導入したりするイメージが強いですが、オンラインポーカー株式会社では、そういった大規模な導入ではなく、「社員一人ひとりが自宅でできる再エネ活用」を後押しすることに重点を置いています。

当社の働き方はリモートワークが中心であり、社員はそれぞれ自宅で業務を行っています。そのため、オフィスでの電力消費は最小限である一方、在宅勤務中に使う電気の質にも目を向けていく必要があると考えました。

そこで現在、会社として以下のような情報共有と環境づくりを進めています:

  • 東京都や自治体が提供する「再エネ電力切り替えプラン」や助成制度の情報を、社内ポータルや月次ミーティングで共有
  • 再エネ比率が高い電力会社の比較表を社内で作成し、希望者には契約変更手続きのサポート
  • 自宅で太陽光パネルを検討している社員向けに、簡易的なモバイルソーラー機器や蓄電池に関する情報提供

「自分の家の電気を再エネに変える」という選択は、小さな一歩かもしれません。しかし、社員それぞれの選択が積み重なることで、会社全体としての再エネ活用に繋がると考えています。今後も「自宅でもできる再エネ活用」をテーマに、情報提供と社内文化の醸成に取り組んでいきます。

ためる:電力使用のタイミングを意識したピークシフト対応

「ためる」という言葉からは、大型の蓄電池をイメージする方も多いかもしれませんが、当社では「ピーク時間帯の電力使用を避ける=ためる」という考え方を基本にしています。特にリモートワーク中は、社員一人ひとりが使用する電力が会社外で分散するため、それぞれが意識して取り組むことが重要です。

まず、会社としては「ピーク電力時間(昼12時〜15時)」の使用を避けるよう呼びかけており、業務の中でも集中作業は午前中または夕方以降に行うように調整しています。また、在宅勤務時には「家電の使用スケジュールをずらす」「エアコンと電子レンジなどを同時に使わない」など、家庭でのピークカットもお願いしています。

そのほかにも、以下のような取り組みを進めています:

  • 業務用デバイス(PC・ルーター・Wi-Fi機器など)の充電は夜間にまとめて行う
  • 節電タップやスマートプラグの活用により、電力のON/OFFをタイマー管理
  • スマホアプリで電気使用量の推移を確認し、使いすぎに気づける仕組みを取り入れる

「ためる=電気を貯蔵する」だけでなく、「使う時間を選ぶ・分散する」ことがエネルギーを守る一歩であり、日々の行動で実現できることだと考えています。今後も、無理なく実践できる小さな改善を積み重ねていく予定です。