ポーカーは「運ゲー」と誤解されがちですが、実際には知識と戦略がものを言うスキルゲームです。
そして日本にも、海外に長期滞在してキャッシュゲームやトーナメントで収入を得ている専業プレイヤーが存在します。彼らは世界を舞台に日常的にプレイを重ね、安定した収益を得ているいわゆる“ポーカープロ”。
では、私たち専業ではない一般プレイヤーでも 副収入としてポーカーを成り立たせることは可能なのか?
答えは「はい」。ただし、その方法は日本と海外で大きく分かれます。本記事では、ポーカーを副収入につなげるための具体的な手段として、
- 海外遠征
- 国内トーナメントの活用
- ポーカーアプリでの練習
この3つを軸に解説していきます。
海外遠征でポーカーに挑戦する

世界中には合法的にプレーできるカジノがあり、主要都市では日常的に多くのプレイヤーが集まっています。日本からの遠征地として人気なのは 韓国・台湾・マニラ・マカオ・ラスベガス などです。
キャッシュゲームは基本いつでも参加可能ですが、テーブルの稼働状況はその都市で有名なトーナメントが開催されているかどうかに左右されることがあります。トーナメント期間中は世界中から参加者が集まりキャッシュ卓も盛況に、逆にイベントがない時期は卓数が少なくなることも。遠征を考える際には、開催カレンダーを事前に確認しておくと良いでしょう。
代表的なトーナメントシリーズの例
- ラスベガス
WSOP(ワールドシリーズ・オブ・ポーカー)、WPT(ワールド・ポーカー・ツアー) - マニラ
APPT(アジア・パシフィック・ポーカー・ツアー/PokerStars系) - 韓国・台湾
APT(アジアン・ポーカー・ツアー)
これらは世界中の誰でも参加でき、日本人プレイヤーも多数挑戦しています。遠征スケジュールをこうしたシリーズに合わせると、トーナメント参加とキャッシュゲームの両方を楽しみやすくなります。
海外に行けばオンラインポーカーも可能

日本からは法律上リアルマネーのオンラインポーカーはできませんが、海外に滞在すれば現地の法制度に基づいて合法的にプレイできます。
たとえば、ラスベガスでWSOPが開催されている期間には、現地からWSOPのオンラインイベントに参加することも可能です。マニラやマカオ、韓国などの国・地域でも、現地に滞在していればその国で認められているオンラインポーカーにアクセスできます。
つまり、遠征中は「ライブのキャッシュゲームやトーナメント」だけでなく、オンラインのトーナメントやキャッシュゲームも並行して挑戦できるのです。大会に出場しつつ、空いた時間でオンラインに参加するなど、プレイの幅が広がるのは大きなメリットと言えるでしょう。
「海外遠征に行く前に、もっと実戦感覚を積んでおきたい」そんな方に向けて、当サイトの別記事 「オンラインポーカーおすすめアプリランキング!ツールや無料サイトも解説」 をご紹介します。フリーロールやプレイマネーを使って安全に練習できるアプリがまとめられているので、まずはこちらを参考に自分に合うアプリを見つけてみましょう。

国内大会に参加する

日本国内のポーカー人口は今や数百万人規模にまで広がり、トーナメントシーンは年々盛り上がりを見せています。大規模会場で開かれる大会は常に熱気に包まれており、ポーカーを楽しむだけでなく、腕試しの舞台としても注目を集めています。
中でも代表的なのが WPT Japan や JOPT などの大会です。
WPT Japan は、日本で唯一「現金」が賞金として得られる大会であり、国内にいながらビッグドリームを狙える貴重な機会として知られています。
一方で、JOPTなどその他の大会では「Web Coin」と呼ばれる仮想通貨のような仕組みが採用されています。これらは直接現金化できるわけではありませんが、税制上は現金と同様に扱われてしまうため、大きな議論を呼んでいます。参加する際には事前にルールや仕組みをよく確認しておくことが大切です。
こうした国内大会は、海外トーナメントに挑戦するための足掛かりとなるケースも多く、ステップアップの場として大きな意味を持っています。
そして次のセクションでは、スマホから国内大会や世界大会に挑戦する方法をご紹介します。アプリを活用したサテライト参加は、誰にでも開かれた新しいチャンスです。
ポーカーで夢をつかむステップとおすすめアプリ
普段からポーカーの練習を積むなら、アプリの活用が効果的です。
無料のフリーロールやプレイマネーで安全に実戦感覚を磨きつつ、サテライトを突破すれば国内外のビッグトーナメントにつながるチャンスもあります。
ここからは「アプリで挑戦 → ライブトーナメントで入賞 → 世界大会で大舞台へ」という3ステップに分けて、夢をつかむルートを紹介します。
ステップ1:アプリからサテライトに挑戦

多くの国内外の大型ポーカー大会には、サテライト(予選)が用意されています。
サテライトにはライブ形式とオンライン形式があり、オンラインの場合は大会が指定するポーカーアプリ上で開催されます。
エントリー費用は無料のものから用意されることが多く、サテライトを勝ち抜けば本戦への参加権を手に入れられるチャンスがあります。
「気軽なアプリ対戦」から「本格的な大会」へと進める、スマホならではの大きな魅力です。
ステップ2:ライブトーナメントで入賞する

サテライトを勝ち抜いた先には、「本戦」となるライブトーナメントが待っています。
ここでは数万円〜数千万円規模のプライズが用意されており、入賞できれば大きな経験値とバンクロール(ポーカー資金)を得ることができます。
このステージでの成功体験は、自信となり、さらに大きな挑戦への後押しとなるでしょう。
ステップ3:世界のポーカー大会でさらなる賞金を狙う
獲得した軍資金をもとに、いよいよポーカーの世界大会へ挑戦しましょう。
代表的なのは WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)、EPT(ヨーロピアンポーカーツアー)、そして WPT(ワールドポーカーツアー)。
これらの大会のメインイベントでは、優勝賞金が10億円を超えることもあります。
スマホから気軽にポーカーを始めた第一歩が、やがて世界の大舞台での挑戦につながり、億万長者への道を切り開くこともできるのです。
スマホから夢の舞台へ!おすすめポーカーアプリ4選
EARN POKER|現金賞金!WPT JAPANの公式サテライトアプリ

EARN POKERは、2025年からWPT JAPANの公式サテライトアプリとして導入された最新のポーカーアプリです。
2025年12月下旬には東京・国際フォーラムでWPT Tokyoが開催予定。メインイベントの賞金総額はなんと 現金1億円。優勝すれば一撃で2,000万円規模の賞金を獲得できる可能性もあります。
この大舞台に参加するためにはサテライトを突破する必要があり、ライブトーナメントに加えて、この EARN POKERを通じたサテライトも用意されています。スマホひとつで参加できる点は、多忙なプレイヤーにとっても大きな魅力です。
EARN POKERの特徴
- WPT JAPANの公式サテライトアプリ
- 現金賞金が手に入るWPT Tokyoに直結
- 賭博要素を排除した安全・安心な設計
EARN POKERは単なる練習用アプリではなく、実際に「世界への切符」と「現金賞金」につながる特別な存在です。2025年のWPT Tokyoを目指すなら、まずはこのアプリからサテライトに挑戦してみてはいかがでしょうか。
▼WPT TOKYO についてはこちらの記事をご覧ください▼

ポーカーチェイス|JOPTの公式サテライトアプリ

ポーカーチェイスは、国内でも人気の高い JOPT(Japan Open Poker Tour) の公式サテライトアプリとして採用されています。
2024年までは海外プラットフォームのGGPokerが使われていましたが、現在はポーカーチェイスに移行しました。キャラクターのボイスや派手な演出は、ポーカーガチ勢からは好みが分かれるところですが、サテライト機能としては十分に整っています。
JOPTのサテライトは、3枚のチケットを集めなければ本戦に進めない という仕組みがあり、余ったり使いきれなかったチケットは破棄されてしまうため、不便という声も。
それでも、スマホから気軽に挑戦できる手軽さから、多くの人が参加しています。
JOPTメインイベントの優勝賞金は 2,000万円に迫る国内最大規模。
その切符をスマホから掴めるのがポーカーチェイス。予選を突破すれば、東京で行われるライブ本戦に進出することができます。
ポーカーチェイスの特徴
- JOPT公式サテライトアプリとして採用
- 萌えキャラ演出やボイスなど独自要素が豊富
- サテライトはチケット制(3枚で本戦出場権)
JOPTのほか、戦国ポーカーツアーやSPADIEなど、国内の主要大会でも公式サテライトとして採用されています。
Poker Arena|ヘッズアップトーナメントが流行中

Poker Arena は、GTO Wizard 内の「Play Mode」を切り出してリリースされた最新アプリです。1対1のヘッズアップ形式に特化しており、短時間で勝敗がつくスピード感と、相手との読み合いの濃さが魅力です。
最近では JOPT や SPADIE など国内の大型大会でもヘッズアップトーナメントが採用され、非常に盛り上がりを見せています。さらに、渋谷ポーカーフェスや地方大会でも導入が進み、ヘッズアップは国内シーンの新しいトレンドとなりつつあります。
そして世界最大のポーカーシリーズである WSOP でも「Heads Up Championship」が長年続く人気種目。Poker Arena は、その世界基準の1対1バトルをスマホで気軽に体験できる貴重なアプリです。
Poker Arenaの特徴
- GTO Wizard 内の「Play Mode」から独立した公式アプリ
- 1対1のヘッズアップに特化した設計
- スマホで気軽に「世界基準のHU戦」を体験可能
- プレイ後には GTO Wizard でハンドを復習できる
月間成績で、上位に入るとGTO Wizardの有料プランが無料でプレゼントされます。無料でプレイ&復習できるので、ライブのヘッズアップトーナメントに参加を検討されてる方にはおすすめです。
\必勝ツール!/
GG Poker|WSOPやAPTへの切符を提供

GG Poker は、世界最大級のオンラインのポーカーサイトです。現在も WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)や APT(アジアンポーカーツアー)の公式サテライトを開催しており、メインイベント参加パッケージを提供しています。
そのため「世界大会への入り口」として広く知られており、毎年多くのプレイヤーがこのプラットフォームを通じて国際舞台へ挑戦しています。過去には日本国内の JOPT でもオンライン予選として採用されていました。
GG Pokerの特徴
- 世界最大規模のオンラインポーカープラットフォーム
- WSOP・APTの公式サテライトを継続的に実施
- JOPTのオンライン予選に採用されていた実績
ポーカーが副業に最適な理由5選

ポーカーが副業に最適な理由は、以下のようなものがあります。
勉強次第で成果が上がる
ポーカーは運と実力の割合が3:7とも言われ、実力が大きく勝敗を左右します。他のカジノゲームと異なり、知識や戦略を学べば学ぶほど結果に反映されるゲームです。
ポーカーのプロが存在する
「一般社団法人全日本プロポーカー協会」というプロポーカープレイヤーが所属する団体があります。
これはポーカーが運任せのゲームではなく、実力社会であることを示しています。
高みを目指して挑戦を続けるプレイヤーがいること自体、大きな刺激になるでしょう。
ゲーム感覚で楽しみながら実力を試せる
ポーカーは単に勝ち負けを競うだけでなく、相手の思考を読み合う心理戦や、自分の判断力を試せる知的ゲームです。
胴元が常に有利に立つ他のカジノゲームと違い、ポーカーはプレイヤー同士の真剣勝負。
自分の選択や戦略がそのまま結果に反映される醍醐味があります。
実力に応じた評価が得られる
ポーカーは実力が上がれば、それに見合った成果を得られるゲームです。
小さな成功を積み重ねていくことで「上達している」という手応えを実感でき、次のステップに挑戦するモチベーションにもなります。
ポーカーを副業にする際の注意点

ポーカーは実力で勝敗を左右できるゲームですが、副業として取り組むにあたっては慎重さが必要です。いきなり大きなリスクを背負うのではなく、無理のない範囲からスタートしましょう。
軍資金は「なくなっても生活に影響しない額」から
副業としてポーカーを始めるなら、生活費や本業の収入には手をつけないことが鉄則です。
まずは「これくらいなら使っても構わない」と思える軍資金を設定し、その中で挑戦するようにしましょう。
リスクヘッジを意識し、分散に対処する方法を検討することが重要です。
軍資金の具体例(目安)
- キャッシュゲーム
$1/$2のテーブル → スタートは200BB=$400(約6万円)。
遠征なら最低10回分=約$4,000(約60万円)以上を用意できると安心。 - アジア圏のトーナメント
メインイベントは 10万〜50万円程度が中心。小さなサイドイベントは数万円から参加可能。 - ラスベガス WSOP
メインイベントは$10,000(約150万円)。サイドイベントは$300(約4.5万円)から。
一発勝負を避けよう
副業としてポーカーに挑戦するなら、「一度の勝負で全てを取り返そう」といった発想は危険です。大きな勝負に出て短期的に資金を失ってしまえば、継続してプレイすることが難しくなります。
小さな勝ち負けを積み重ねながら経験を増やすことで、確実に実力を高めていくことができます。長期的な視点を持ち、安定して挑戦を続けることを意識しましょう。
副業としてポーカーで稼ぐ5つのコツ

ポーカーを副業として稼ぐためには、以下のようなコツやポイントがあります。
資金管理を徹底する
副業としてポーカーに挑戦するなら、まずは自分の資金をしっかり把握しておくことが大切です。
バンクロールトラッカーなどの管理ツールを使って、毎日の収支を必ず記録しましょう。短期的には浮き沈みがあっても、長期的な推移を見ることで冷静に判断できるようになります。記録を残すこと自体が「無謀なプレイを避けるブレーキ」になります。
1日の終わりにはプレイ内容を振り返る
ハンド数をこなすだけでは、なかなかスキルアップにはつながりません。大切なのは、なぜその判断をしたのかを振り返ることです。
最近では、プレイを解析できるツールも充実しています。特におすすめなのが 「GTO Wizard」 です。自分のアクションを入力するだけで、GTOに基づいた最適解と比較できるので、ミスの傾向や改善点を明確に把握できます。
GTO Wizardで効率的に学ぶ
ポーカーのプレイを分析して最適解を確認できるだけでなく、トレーニングモードで繰り返し練習することも可能です。実戦感覚を養いながら、戦略理解を深められます。
\必勝ツール!/
自分のスタイルに合わせてポーカーを楽しもう

ポーカーにはキャッシュゲーム、トーナメント、オンラインなど様々な形があります。どのスタイルを選ぶかは、自分の生活リズムや遠征スケジュールによって大きく変わってきます。ここでは、遠征のスタイル別に活用方法をまとめてみます。
長期の海外遠征なら
2週間以上など、まとまった休みを取って海外に遠征する場合は、まず現地のトーナメントスケジュールをチェックしておくのが基本です。出場するトーナメントをあらかじめ決め、その合間にはキャッシュゲームをプレイするのが一般的な流れになります。
キャッシュゲームは午後から深夜にかけて盛り上がることが多いため、昼間の時間帯に手持ち無沙汰になることも。そんなときは現地からアクセスできるオンラインポーカーで稼働するのも有効です。トーナメント・キャッシュ・オンラインを組み合わせれば、滞在期間中に効率よくポーカーに打ち込めます。
短期の週末遠征なら
2泊3日程度のアジア圏(韓国・台湾など)への遠征では、短期間でも集中して稼働できるキャッシュゲームが主軸になることが多いです。もちろんトーナメントに挑戦するのも選択肢ですが、短期遠征では時間の制約が大きいため、キャッシュを中心に据える方が現実的です。
また、現地で「このトーナメントにだけ出たい!」という目的がある場合、オンラインからサテライトで権利を取って、週末だけ遠征するというスタイルも存在します。オンラインとライブをうまく組み合わせることで、短期間でも濃いポーカー体験が可能です。
さらに詳しいアプリ情報やフリーロールの活用については、関連記事 「オンラインポーカーおすすめアプリランキング!」 で紹介していますので参考にしてください。
ポーカー副業に関するよくある質問
まとめ:ポーカー稼ぐ!

ポーカーで稼ぐ方法には、いくつものアプローチがあります。海外遠征で本場の大会に挑戦するのも、国内のビッグイベントで実績を積むのも、あるいはアプリを通じてサテライトからステップアップするのも一つの道です。
- 海外遠征で世界基準のトーナメントに挑む
- 国内大会をステップに経験と資金を積み上げる
- アプリを活用してサテライトや練習に参加する
いずれの方法も、知識や戦略を身につけ、実戦経験を重ねることで成果につながります。自分に合ったルートを選び、無理のない範囲で挑戦を続けていくことが、ポーカーで稼ぐ近道です。
