WSOPとは?参加方法や賞金の仕組みなど最新情報を徹底解説!【WSOP2023】

WSOP

WSOPは世界最高峰のポーカー大会で、毎年数千から数万人のプレイヤーが参加しています。 WSOPに参加するということは、ポーカーの世界で名を残すということです。

しかし、WSOPに参加するにはどうすればいいのでしょうか。

この記事では、WSOPの歴史や最新情報、参加方法や賞金の仕組みなど、WSOPに関するあらゆることを徹底解説します。

目次

WSOPとは?ポーカー界の最高峰に君臨する大会

トランプをめくる人

WSOP(World Series of Poker)はポーカーの頂上を決める世界的な大会で、ポーカー界のワールドカップとも称されています。

1969年に始まり、2023年には55回目の開催をラスベガスで迎えました。

賞金総額80億円越えの巨大イベント

WSOPには様々なポーカー種目が組み込まれており、各イベントごとに熱戦が繰り広げられます。その中でも特に注目されるのが、ポーカーの最高峰を決定するメインイベント。世界最高の賞金が懸けられ、過去には賞金総額が80億円を超える瞬間もありました。

WSOPは単なる大会に留まらず、ポーカーの歴史と伝統を背景に、世界中から集まる才能あるプレイヤーたちによって熱狂的な興奮が生まれる舞台となっています。

メインイベントの優勝者は、ただの勝者ではなく、ポーカーの頂点に立つことを証明されるのです。

大会の模様はテレビ放送される

WSOPの大会は数か月にわたり、数万人ものポーカープレイヤーが熱戦を繰り広げます。世界中のトッププロたちが名声と賞金を手に入れるためにしのぎを削るその姿は、見る者を圧倒します。

大会の模様は全米でテレビ放送され、その人気は他の国際大会と比べても抜きん出ています。

APT(Asia Poker Tour)、EPT(European Poker Tour)などと比較しても、WSOPはその規模と盛り上がりで「ポーカーの世界大会の中でNo.1」と言っても過言ではありません。

過去には1万円を2億7,026万円まで増やした参加者も

WSOPの歴史の中で特筆すべき瞬間の一つは、2003年の出来事です。オンラインサテライトでメインイベントの参加権を獲得したアマチュアのクリス・マネーメイカー氏が、839人の中から優勝しました。

彼はわずか1万円の投資で2億7,026万円を手に入れ、これはまさにアメリカンドリームの具現化と言えるでしょう。

彼の快挙はWSOPの注目度を飛躍的に上げ、参加者数や賞金総額にも大きな影響を与えました。WSOPは小さな部屋から大きな舞台へと進化し続けています。

WSOP以外の世界3大ポーカー大会が気になる方は、こちらの記事も参考にしてください。

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WSOPはどうやって参加するの?費用や方法について

スクイーズをしている男性

WSOP(World Series of Poker)への参加は、以下のような基本的な条件をクリアしていれば、誰でも可能です。

  • 21歳以上
  • 新型コロナウイルスのワクチン接種済み

メインイベントの参加費

メインイベントはWSOPの中でもっとも重要なイベントで、参加費は10,000ドル(約150万円)です。

高額な費用がかかりますが、参加費を支払わずに出場する手段も存在します。それがサテライト予選です。この予選は、2005年から始まったメインイベントへの資格をかけた予選で、WSOP CIRCUIT(ワールドシリーズオブポーカーサーキット)として知られています。

  • 直接参加:約150万円
  • サテライト予選勝利:参加費約15,000円

サテライト予選に参加すると、最低100ドル(約15,000円)からメインイベントのチケットが手に入ります。

サテライト予選を制したプレイヤーは、メインイベントのTOC(チャンピオンシップトーナメント)に進出し、優勝すれば10億円以上の賞金と世界一のポーカープレイヤーの称号が得られます。

サイドイベントの参加費

メインイベント以外にも、参加費が異なるサイドイベントが開催されています。

2023年の参加費は最低400ドル(約6万円)から最高250,000ドル(約3,750万円)まで幅広く設定されています。

サイドイベントはメインイベントに比べて参加費が抑えられており、様々な予算やスキルに合わせて参加できます。

高い参加費に見合う高額な賞金も魅力の一つです。自分のポーカーレベルや予算に合わせて、気軽に参加してみましょう。

WSOPの参加方法は2種類

WSOP(World Series of Poker)への参加方法は、対面とオンラインの2つがあります。それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

バイインを支払って直接参加する

STEP
ラスベガスに行く

WSOPの対面イベントには、ラスベガスに足を運ぶ必要があります。開催場所はBally’s Las Vegas Hotelかその提携ホテルです。

STEP
Total Reward Cardを作る

WSOP専用カウンターでTotal Reward Cardを作成します。このカードは参加登録に必要なプレイヤー情報が登録されています。

STEP
WSOPへの参加登録

Total Reward Cardとパスポートが必要です。パスポートで21歳以上であることを証明し、参加したいイベントを伝えて参加費を支払います。支払いは現金かクレジットカードで可能です。

STEP
指定されたテーブルに座る

支払いが完了すると、Tournament Buy-in Receiptがもらえ、そこに書かれたテーブルと座席番号に従って指定された場所に座ります。

サテライトトーナメントを勝ち抜いて参加する

オンラインポーカーアプリ「GGポーカー」を利用すれば、手軽にWSOPオンラインイベントに参加することもできます。以下は一部のイベントの詳細です。

日程開催時間イベント名バイイン
6/115:30$333 NL Hold’em Triple Treys Summer Tip Off$333
6/415:30$500 NL Hold’em Bankroll Builder$500
6/416:30$1,000 NL Hold’em Deepstack$1,000
6/615:30$600 NL Hold’em Ultra Deepstack$600

オンラインサテライトは今後も同時期に開催予定ですので、事前に登録してポーカーの経験を積んでおきましょう。

今すぐ練習を開始すれば、次のWSOPオンラインイベントで数億円の賞金を手にすることができるかもしれません。日本にいながら、わずかな投資で数億円を手にすることが可能です。

登録は無料ですので、ぜひ今すぐGGポーカーに登録しておくことをおすすめします

WSOPのスケジュール

カジノチップ

ポーカーファンなら、WSOP(World Series of Poker)は見逃せないイベントです。

世界中のトッププレイヤーが集まり、栄光と賞金をかけて繰り広げるこのポーカーの祭典は、テレビやオンラインで観戦するだけでなく、自分自身も参加できます。

以下では、WSOP2023のスケジュールとその魅力をご紹介します。

WSOP2023の大会日程

WSOP2023は5月30日から7月18日までの約50日間にわたって開催されました。その中で最も注目を集めたのがメインイベントです。

メインイベントは7月3日にスタートし、最終日は7月17日。参加費は10,000ドルで、優勝者には数億円の賞金が授与されます。

そんなメインイベントのスケジュールは以下の通りです。

日付時間イベント名バイイン
7/312:00メインイベント ノーリミットホールデム世界選手権-1日目A$10,000
7/412:00メインイベント ノーリミットホールデム世界選手権-1日目B-
7/512:00メインイベント ノーリミットホールデム世界選手権-1日目C-
7/612:00メインイベント ノーリミットホールデム世界選手権-1日目D-
7/712:00メインイベント-2日目ABC
(1日目A+1日目B+1日目Cの生き残りプレイヤー)
-
7/812:00メインイベント-2日目D
(1日目Dの生き残りプレイヤー)
-
7/912:00メインイベント-3日目
(全てのプレイヤーが初めて一つのフィールドになる)
-
7/1012:00メインイベント-4日目-
7/1112:00メインイベント-5日目-
7/1212:00メインイベント-6日目-
7/1312:00メインイベント-7日目-
7/1412:00メインイベント-決勝進出者9名決定-
7/1512:00メインイベント-休養日-
7/1612:00メインイベント-決勝戦-
7/1712:00メインイベント-決勝戦-

WSOP2023のオンライン日程

WSOP2023では、6月1日から7月13日までの期間にオンラインイベントが開催されました。先述の通りオンラインポーカーのアプリ「GGポーカー」を通じた参加です。

オンラインイベントは、メインイベントよりも手軽な参加費と、自宅からプレイできる利便性が魅力。

最大10億円の賞金が狙えるチャンスを逃さないように、まだGGポーカーに登録していない方は、ぜひ今すぐ登録して、次回のWSOPに向けて準備を始めましょう

WSOP2023で獲得できる賞金はどれくらい?

カジノチップとトランプ4枚

WSOP(World Series of Poker)はポーカーの頂点を極める大会で、その賞金額は驚きに満ちています。

メインイベントとサイドイベントの2つのトーナメントが開催され、どちらも魅力的な賞金が用意されています。

以下では、WSOPの賞金についてご紹介します。

WSOP2023メインイベントの賞金

WSOPメインイベントの賞金は、プレイヤーが支払うバイイン額と参加者数によって決まります。

2023年のメインイベントでは、史上最高の1,210万ドル(約18億円)の賞金が優勝者に授与されました

これに加えて、優勝者には金・銀・ダイヤモンドがあしらわれた名誉あるブレスレットも授与され、その価値は5,000ドル(約75万円)とも言われています。

WSOP開催年優勝賞金参加人数
2019年$10,000,0008,569人
2020年$2,550,9691,379人
2021年$8,000,0006,650人
2022年$10,000,0008,663人
2023年$12,100,00010,043人

WSOPサイドイベントの賞金

WSOPサイドイベントは約90のトーナメントから構成され、それぞれで数億円の賞金を擁しています。

WSOP 2023のサイドイベントの賞金は、約7万ドル(約980万円)から約460万ドル(約6億円)まで幅広いです。

サイドイベントもメインイベントに劣らず、プレイヤーが支払うバイイン額と参加者数によって賞金が変動します。

サイドイベントの優勝者には、メインイベントと同じくWSOPのブレスレットが授与されます。

WSOP2023の結果や歴代優勝者

トロフィー

WSOPは世界最高峰のポーカー大会であり、その舞台には多くの日本人プレイヤーも挑戦しています。

メインイベントでの日本人の栄冠こそまだ訪れていませんが、サイドトーナメントでは7人の日本人が輝かしいブレスレットを手にしています

ここでは、メインイベントでの日本人の最高成績と、サイドトーナメントで輝いた日本人選手をご紹介します。

日本人メインイベント優勝者はいる?

残念ながら、WSOPメインイベントでの日本人優勝者はまだ誕生していません。しかし、日本のポーカー人気が高まり参加者が増えていることから、近い将来に日本人のメインイベント制覇が実現する可能性は高いです。

2019年WSOPメインでは、名和大貴さんが25位入賞という素晴らしい成績を収め、約3,500万円の賞金を手にしました。これは日本人のメインイベントでの最高成績です。

サイドトーナメントの優勝者は?

WSOPサイドイベントで日本人唯一の優勝者となったのは鈴木りゅうたろうさん。彼は22歳という若さで、複数のポーカールールを駆使する難しいトーナメントで見事に優勝しました。

他にも、サイドトーナメントで輝いた日本人選手がいます

中西翔太さん

2022年に日本人6人目のWSOPサイドイベント優勝者。表情豊かで陽気なキャラクターで、国歌を歌ったりと、日本のポーカー界を盛り上げています。オンラインポーカーアプリGGPokerでも優勝経験があり、活躍が期待されています。

木原直哉さん

日本人初のWSOPサイドトーナメント優勝者。東大卒のプロポーカープレイヤーとして知られ、ポーカーの魅力をテレビで伝えています。2015年にWSOPサイドトーナメントで優勝し、約4,200万円の賞金を獲得。

中井孝浩さん

2014年にWSOPサイドトーナメントで優勝。積極的に海外のトーナメントに参加し、世界での実績を上げています。

池内一樹さん

参加費$1,000のサイドトーナメントで854人を制し、WSOP2021オンラインでブレスレットを手にしました。WSOPで何度も2位になるなど、日本のポーカー界に長く貢献してきた選手です。

WSOP2023のまとめ

この記事では、世界最高峰のポーカー大会「WSOP」についてご紹介しました。WSOPは宝くじよりも一獲千金のチャンスがあることで一躍話題となっています。

ポーカーを始めたばかりの方にもまだまだチャンスがあります。ポーカーの勉強をしたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

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